■長期優良住宅の概要
長期優良住宅とは、本当にいい家かどうか、
ひと目でわかるひとつの「ものさし」です。
「いい家を建てたい」「いい家に住みたい」と思わない人はいないでしょう。でもこれまで、家の良し悪しを見抜くのは、私たち一般の人々にとっては至難の技でした。どのような家がいい家なのか?という基準も、明確ではありませんでした。
さらにわが国では、住宅の資産価値が短期間で下がってしまうことが常識的になっていて、およそ30年ほどで壊しては建て替えることを繰り返してきていたのです。
しかし、少子高齢化の進展や省資源・省エネへの要請が高まるなか、「長持ちする家を建てて、きちんと手入れをして、大切に暮らし続ける」ストック型の住生活が求められています。
「長期優良住宅」は、こうした背景を受けて制定された法律と制度です。世代を越えて住み継がれる家づくりを推進するために、国が「優良な長持ち住宅」の基準を明示して認定を行う仕組みです。
具体的には、長期優良住宅の認定を受けることで、「性能が高く、いつまでも安心して快適に住み続けていける」と国が太鼓判を押した“お墨付きの家”だと、広く社会から認められます。
また、長期優良住宅かそうでないかによって、家の良し悪しが誰にでもはっきりわかります。
戸建住宅では早くも、2010年に着工された新築住宅の約4軒に1軒が認定を取得しています。
今後、普及が進むに連れ、長期優良住宅は「いい家のものさし(指標)」として定着し、わが国の住まいのスタンダードになっていくでしょう。
<ワンポイント情報>
長期優良住宅とは、2009年6月に施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」(長期優良促進法)に基づいて認定された住宅を指します。この法律や認定制度は、住宅を長期にわたり使用することにより、解体などに伴う廃棄物の排出を抑えて環境への負荷を低減するとともに、建て替えに要する費用を削減して国民の住宅に対する負担を軽減し、より豊かで、より環境に優しい暮らしへの転換をはかることを目的としています。

長期優良住宅ってなに?

